UA値 C値
UA値
C値
C値(相当隙間面積)とは、「建物内でどれだけ隙間があいているのか」を測る数値です。
この数値が小さければ小さいほど住宅の気密性が優れていると言えます。
(気密性とは建物の隙間の少なさを表し、気密性が高ければ隙間は少なく、低ければ隙間が多いと言えます。)
高気密住宅とは、隙間が少ない住宅で、室内の空気が外に逃げにくく、外の空気が室内に入りにくいことを表します。
C値が低ければ、外気の影響を受けにくく壁の中に入っている断熱材も断熱効果を存分に発揮できるため、暖房を効果的に使う事ができ、省エネルギーを実現でき電気代の節約が可能になります。
さらに、C値が低い高気密住宅では壁の中に入っている断熱材や木材、部材などの結露を防ぐことができます。
壁の中の結露は断熱材のカビに発生につながり、住宅の老朽化の大きな原因のひとつになるので、長く住宅を大切に使うために、そして断熱効果を落とさないためにも壁の中の結露は絶対に防がないといけません。
現在C値の基準はなく、高気密住宅と言われる住宅については、0.5以下が目安になり、快適に暮らす為に確保しておきたいC値は1.0未満。できれば0.7以下を目指したいところです。